パターカバー

本日も気温が上がらず、作業できません。
そこで室内でできることをやっていきます。
① レザークラフト パターカバー
先日、使い込まれた古いパターを購入しました。
真鍮製なので磨いてみたところ輝きを取り戻し、コースに連れて行けと言わんばかりです。磨くまでの途中経過は磨きに夢中で撮影していませんでした。
パターはピンというメーカーのアンサーという基本型なものです。ネット上でパターカバーを探しましたが、ピンだけにピンと来るものがありませんでした・・・。いつもの事ですが、無ければ作ってしまおうという展開です。
手元有る市販のパターカバーを眺め、大体の寸法を確認してから、どのような感じのパターカバーにするか少しエスキスしてみました。
市販品は内側に起毛素材が使ってあるので、内側をどうするか悩みましたが、今回のプロトタイプには内側素材は無いまま(革の裏側は柔らかく起毛しているので。)で作っていきます。
ストックしてある革の中から、いくつか広げて色や厚さ硬さなど考え、今回は白くて柔らかめの羊革に決めました。
糸の縫い代の寸法を考慮し革に線を書き、裁断します。マークは先に縫っておきます。

裁断。

仮あてで確認。


手順を考えてから穴あけ、縫製と進めます。

マグネットキャッチを先行して取り付け。

縫製を進めます。

1周縫えました。

確認。

出し入れと開閉チェック。


昼飯も忘れて通しで4時間くらいかかりました。
仕上がりは裏地の素材がないため、多少ペラペラな感じもしますが、ゴルフバック内の他のクラブと接触しても傷にはならないのでこれでよしとします。
市販に良いなと思えるものが少なく、特にPVAなどの素材が主流で皮革製品が少ないため、一定の需要はあると思うのですが、パターのタイプ(形状)別に何パターンか試作していこうかと考えました。寒い日、雨の日にできることが増えていますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました