生コン打設3回目

昨夜は記録的な豪雨、雷でした。生コン打設予定の箇所も水浸しで明日本当に天気は回復するのか、水が引くのか不安になりました。朝起きて点検すると霧雨で水は引いていました。曇りで22度と非常に涼しいです。
この機を逃すわけにはいきません。


① 養生
強風でビニール養生が煽られて、そこに沢山水が溜まっていましたので事前に修復しました。

これだけ湿っていれば散水の必要ありません。

型枠も問題なし。


② サツマイモ
サツマイモも風で葉っぱが広がってしまいましたので再度葉っぱをまとめて縛りなおしました。

風で広がったようです。

コンパクトに縛ります。


③ 道具準備
作業手順を考えて、道具を配置しました。生コンは10時開始予定ですが、始まると何も考えていられなくなると思います。寒い時期と違って硬化する時間が早くなると思います。面積もあるので休んでいる時間はないと思います。

ここで受ける方が移動は楽。


④ 生コン打設
いよいよこの時がやってきました。10時予約なのですが、これまでの2回は30分くらい前に電話をもらい実施の最終確認が来ていたのに電話が来ません。10時前に今日はやりますか?との確認電話が来たので予定通りお願いすると、これから作るので30分以内に伺いますとのこと。こちらから電話すれば良かったですね。生コンは指定強度18・スランプ18・粗骨材20で前回と同じにしてもらいました。数量は1.5㎥と過去最大となり、施工面積は20㎡を超えます。
体力は持つかな、生コン少し足りないかな、雨降らないかなといった不安がよぎりますが、ご近所Mさんが仕事終わったら作業を手伝ってくれる約束を取り付けているので、後半戦でかなり助かりそう。Mさんも物作り大好き人間です。

生コン車到着。ご近所Mさんが来るまでは一人作業です。ネコを使って生コン車と打設箇所を往復します。運転手さんに聞くと、ネコ車に8割くらい生コン入れて3杯で約0.1㎥とのこと。1.5㎥は単純に考えても45杯分あり気が遠くなります。
何度もシミュレーションした順番で生コンを流していきます。タイミングを見ながらプラコテで均し、外周近くを突いて中の隙間が無苦なるようにします。傾斜については型枠とブロックに貼ったテープで確認しながらそれに合わせるように生コンの量を調整していきます。
無事に生コンを全個所に流し終わりましたが、約2時間ぶっ通しの汗だくで、行ったり来たり、プラコテで調整しつつ、この作業は1人でやるものじゃないですね。そろそろご近所Mさんが来てくれるのではと考えていましたが現れません。仕事が忙しくて今日は都合がつかないのかもしれません。

西側ルートは芝生の上で受けます。

12時になりましたが、昼めしを食べている場合じゃない。コンクリ固まっちゃう。もう、後戻りはできないので、次の工程に入ります。
硬化する前にタンパーで打設した順番に叩きまくります。前回作業の教訓でタンパーを使ってしっかり叩けば大きな石が沈み空気が抜けてノロが浮きやすくなり、それ以降の作業が格段に楽になります。なので、一心不乱に叩きます。タンパーの接地面が格子状の網になっているのでコンクリートの表面は写真のようなワッフル柄みたいになります。それでも構わずに作業を進めます。

北西雨水桝エリア、最初だし叩きまくる。

レイズドベッド4、北西三角果樹スペース間、叩く。

レイズドベッド3、4間も叩く。

西側擁壁よりエリアも叩く。ここはコンクリート薄いからか硬化が早い。

なので急いで叩く。

犬走部も叩く。多少厚さがあるのでゆっくり硬化している。

水分が上に出ます。

細い隙間も叩く。

良い感じ。

レイズドベッド1、2間、最後に叩く。

一度全体を叩き終えたら、次はプラコテで全体を順に一度押さえます。プラコテを使うとコンクリートの表面の凸凹が手に伝わってくるのでコンクリートが柔らかいうちはなるべく平滑に均すようにしながら進めていきます。
どれくらい時間が経ったのか時計を見ると既に2時になっていました。

プラコテ押さえここから開始。

順に進める。

順調です。

腰にき始めたかも。

広いところもなんとか。ちょっと固い。

水分浮いてて慣らしやすい。

順調。

ご近所Mさんはまだ現れませんので、こうなったらこのまま仕上げまでやるしかない。仕上げコテを持って、最初に生コンを流したところから順に仕上げ1回目として押さえをしていきます。

一瞬、気が遠くなる。

さて、仕上げならし1回目ここから開始。

次のエリアに作業を進めたところで、なんとご近所Mさん登場!
お仕事が予定外に増えてしまい帰るのが遅くなったとのことでしたが、これはかなり嬉しい。早速ご近所Mさんに現在の作業がどのフェーズどこで、次は何をするか、と言った説明後、仕上げコテを持ってもらい仕上げ1回目を続けて担当してもらいました。
ご近所Mさんは生コン押さえなんて初めてとのことですが、コンクリートの表情や質感の変化の仕方や、コテの使い方など聞いてもらいながら作業してもらい、だいぶ理解が進んだようです。
前評判通り体力もあり、なにしろ器用なので仕事が綺麗です。仕上げ1回目が終わったのは3時半でした。

しっかり説明したら見守る。


ここで判断が必要になりました。全体を仕上げ押さえ2回で考えていましたが、時間がかかりすぎますので犬走部のみ仕上げ2回として、それ以外の通路部などは刷毛引き仕上げをすることにしました。柄を長くしたほうきを持ってきて、ご近所Mさんに1か所見本を見せます。こんな感じでやってくださいとお願いし、見守ります。生コンも表面が硬化しているところが有り、刷毛目は濃かったり薄かったりですが、硬化してしまえば全く気にならないと思うので次の工程へ。現在4時です。

犬走部以外はハケ引き仕上げ開始。

なかなか綺麗な1回目。


犬走の仕上げ2回目に入ります。私は先行して雨水桝の周辺を修正し、仕切りレンガのコンクリ掃除、お片付けなど裏方に徹します。ご近所Mさんはかなり腕を上げてきましたが、時間が経った生コンがかなり固く締まることに苦戦し、思ったように綺麗にできないと嘆いています。
それでも中々綺麗なのでこの調子で続けてとお願いしました。

私は生コン屋さんに予備に残してもらった生コンをどう処理するか考えていたのですが、ある分だけレイズドベッドのブロック上段の溝を埋めることにしました。溝には昨夜の豪雨で土が溜まっている箇所が多く、今日の打設する生コン作業に影響がない場所、作業中に足場や通り道でない場所を選び、土の掃除をしてから、溝埋めを始めました。ご近所Mさんも仕上げ2回目を完了し、時間は6時前で完了です。

仕上げならし2回目、なかなかいい感じ。

ハケ引きも乾いてきていい感じに。

ちょっと荒めだけど乾くと分からなくなる。

合格点。

綺麗である。

予備のコンクリートでこの溝を埋める。

全部は足りないけどいずれやること。

Mさん本当に助かりました、ありがとう。一人だったら9時ころまでかかったかもしれません。ご近所Mさんからは、お礼なんていらないし、また面白いことするときには声をかけてねと言われ、今日のところはライン交換をしました。ご近所Mさんの作業中に並行して私は片付けを進めていたので撤収は短時間で終わりました。空を見上げると結構暗いです。念のため、犬走部だけ用意していたビニール養生を広げ、気持ち程度の養生をやっておきます。

念の為に24時間は養生。

横風が強くて気になるけど疲れたのでこれでよし。


雨雲レーダーでは晴れているんですが、霧雨が降り出したようです。さて、シャワー浴びてからお昼食べましょう。

ご近所Mさんに生コン作業しながら聞いたのですが、彼は私の庭改造を見て面白そうなことやっているなあと思っていたそうです。そして個人で生コン車を呼ぶ人は初めて見たとのことで、機会あったら手伝うので声かけてねと言ってくれていました。彼の存在があったので、今回ちょっと量が多いけれどきっと何とかなると考えて今回の発注量となっていたのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました