今日は生コン打設の2回目です。明け方の気温が氷点下になる可能性があるため、今日以降は暖かくなるまで生コンは打てなくなると思います。
明日も天気は良さそうで、明け方の予想気温も+3、4度程度の予報です。養生すれば凌そうです。
昨日ある程度準備しましたが、使いそうな道具を順に揃えて待機します。
7時半頃に生コン屋さんから「今日は予定通り、1.25㎥で良いか?」「良いです。待っています。」と言った短い電話確認をして、8時過ぎに生コン車が到着。今日は若手の担当者が来てくれました。
打設箇所の順番を説明し、早速生コン投入を開始します。

準備は万端です。

夜露で湿っているので水を撒く必要なし。


① 南側の3番目枠の打設
真ん中まで生コン車のシュート(雨樋の大きいの)が届くので、真ん中に投入してもらいスコップとトンボで端っこに生コンを移動させてざっと慣らします。結構な量の生コンを移動させるだけで既に腰が悲鳴を上げています。まだまだ頑張ってもらわないとな、俺。
長靴を履いているので足で生コンを押すようにする方法も混ぜながら腰痛を誤魔化しレベルを合わせていきます。8割程度投入したところで、これまでの経験から端っこをしっかり踏みつけてからプラコテでレベルがある程度合うようにならします。足りない分を投入し終わったら次のエリアにいきます。(バタバタで写真がありません。)
② 西側枠の打設
ここは一番大きな枠になりますが、シュートで直接打てないためネコを使って往復します。8杯くらい投入したタイミングで端っこをしっかり踏みつけてプラコテである程度ならします。このエリアは水勾配がちょっと複雑になってしまったのでしっかりイメージしてからならしました。
全体で18杯位の量だったと思いますが、投入完了。(バタバタで写真がありません。)
③ レイズドベッド1の西側の打設
ここは生コンの残りを投入できるように昨日整地した2㎡位のエリアです。生コン屋さんに残量を聞くと、残りで全部打設できそうで、余るかもとのこと。
余ると困りますが、ネコで往復して奥の方から投入しました。
調整用でネコに1杯分残してもらい、その上で生コンの残量はネコで2杯くらいとの事ですが、持ち帰ってもらいました。本日も1.25㎥で27500円でした。打設には90分位掛かりました。(バタバタで写真がありません。)
④ 南側の3番目のレベル調整
前回の反省点を活かして、最初にざっとレベルは出していますので、基本に忠実にタンパーで縦横にしっかりと叩いていきます。ゴム板が付いているので叩いた後に綺麗に表面を撫ぜてくれます。この段階でかなり綺麗に感じます。ポイントは長靴の跡の穴はそのまま叩いても跡が残ってしまうので、長靴で足跡の部分にコンクリートを蹴って移動させてから叩くと綺麗にならせました。気を抜かずにレベル棒の周りをコテでならしてから引っこ抜き、タンパーで叩いてならします。かなりいい感じです。

直接シュートで流し入れてもらえて助かりました。

基礎と縁が切れています。

ブロック手前で縁を切りました。
エキスパンタイ部は難しいです。

⑤ 西側枠のレベル調整
ここは水勾配が複雑なのとエアコン室外機があるためタンパーが使えないところは、プラコテでタプタプしながら慣らしていきます。レベル棒の周りをサッと撫でてレベルを出してからタンパーで縦横にしっかり叩きました。
テープを頼りに端っこの勾配に合わせてプラコテでならして確認します。
下り勾配の一部のコンクリが少し多かったので凹み気味の部分に移動させ、プラコテで撫ぜて調整完了。

パッと見はよく見えます。


よく見るとコテ跡がすごい。

このジョイント部はイマイチです。

水勾配は上手くできたようです。
⑥ レイズドベッド1の西側レベル調整
ここは敷地の端っこでもあるため作業姿勢が厳しかったです。200㎜程度の幅の擁壁に膝を着いた不安定な姿勢のまま、周囲からレベルのテープに合わせてならし、プラコテでレベルを出してタンパーで全体を叩いて完了。

ほぼ用意したスペースは埋まってしまいました。

ハケ引きなのでそこそこに仕上げます。

次回つぎたせるように斜めに仕上げ。

既存擁壁のラインもガタついてますが、こんなもんでしょう。

テープでのライン出しは非常に役に立ってます。
⑦ 道具洗い
タンパー、トンボといった仕上げで使わない道具を水洗いして、小休憩で水分補給です。今は11時40分です。
⑧ 面コテ使う場所を回る
前回の失敗を踏まえて、エキスパンタイの無い外周部に1回目の面コテを当てて擦ります。この段階では生コンの中に入っている大きめの石がコテに引っかかるため、コンクリートの角が欠けるようにボロボロになりますが仕方ありません。このタイミングで石は除去しておいて、モルタルっぽいのを集めて角を仕上げていくようにするという素人丸出しのやり方となりました。(バタバタで写真がありません。)
⑨ 南側の3番目の1回目ならし
前回の反省点から、コンクリの乗らずに仕上げる方法で行きます。
タンパーでかなり綺麗になっていますので、乾燥の始まる外回りからコの字にプラコテを動かして小石を起こしてから、仕上げコテでコの字に動かしてノロを使って沈めていきます。
中央部分は、浸透桝の蓋の上に乗って同様に仕上げました。
やはり素人はこの段階でコンクリに乗らないことが一番です。おかげで綺麗に仕上がりました。

自分的には満足。
⑩西側枠の1回目ならし
ここは枠で囲まれた中で一番広いのですが、4方から作業ができますし、浸透桝(蓋に乗れる)もあるので中央部もなんとかなります。ここでは水勾配を意識して水はこっちに流れろーと念じながら、仕上げコテを使ってならしました。

2回目にしては上出来。

浸透桝周りも綺麗。

もう少しコテ跡を消したいですね。
⑪ レイズドベッド1の西側の1回目ならし
足場が悪いのですが、ここも4方から水勾配を見ながら仕上げコテを使ってならしました。

なかなか良くできました。

光があるとコテあとが分かりますね。
⑫ 余ったコンクリに水を足す。
舟にネコに残ったコンクリもまとめてから、多めに水を足して固まらないように混ぜておきます。
⑬ 南側の3番目の2回目ならし
2回目もコンクリに乗らずに周囲から仕上げコテを使って、コの字に動かし、角度をつけて2、3回コンクリ表面を起こす用に擦ってから、コテを寝かして2、3回ささっと仕上げて次に移動します。この時、小石が出てきても慌てずにコの字に動かして大きな動きの中で少しづつノロを出しながら沈めていくイメージです。なんとか綺麗にできました。
そして2回目で大事なのは綺麗に仕上がったと思ったそれ以上なるべく触らないこと。触ればきっと小石やコテの端っこが当たって表面に傷や穴ができてしまい、かなり硬く締まったコンクリを何度も擦ってノロを出さねばなりません。無限ループに陥ります。(バタバタで写真がありません。)
⑭西側枠の2回目ならし
ここもコンクリに乗らずに仕上げコテをコの字に動かして仕上げていきます。
面コテ当てた部分が既に固くなっており、多少表面が乱れましたが、よしとしましょう。(バタバタで写真がありません。)
⑮ レイズドベッド1の西側の2回目ならし
ここは荷重もかからないためワーヤーメッシュを入れていません。ハケ引き仕上げの部分なので、1回で良いかなあと思いながらも、腰の限界を超えて2回目を仕上げコテでならしました。この後でハケ引きで仕上げました。

繋ぎ目もハケ目も良いんではないか。

近くで見るともう一つですが良しとします。
⑯ 余ったコンクリの処理
レイズドベッド1の1段目のコンクリートブロックが横筋なので上部が丸い溝になっており、そこに流し入れたら、余りなく使い切れました。
今の時間は3時過ぎです。小休憩は入れましたが一人作業なのでここまでで7時間になっていました。
・ビニール養生
南側の3番目と東側枠は明日朝の凍結対策として念の為にビニールを被せて養生します。前回はビニールがコンクリに接していたのですが、今回は手元にある角材などで空間を作って浮かせてからビニールを被せて飛ばないように重石をしています。
明日のお昼に様子見て2日くらい養生してから撤去しようと考えています。

完璧。

冷え込まないでね。
生コン打設の面積は1回目13.6㎡、2回目14.2㎡で合計したら27.8㎡にもなっていました。
初めての生コン打設、素人が生コン車を呼び、一人でこの量を捌くのはかなりリスク高いです。天候も体力も知識も、何より経験踏まえた技術がないと無謀だったかもしれません。
でもね、コンクリートは事前の段取りが手間かかるし大変だけど、かなり楽しいですよ。
腕、背中、腰、腿などパンパンに張っていますので、お風呂沸かしてゆっくり入ります。
年内の大物作業は今日で山を越えることができました。まだまだ外構整備は続きます。
明日は年末、来年の段取りを考えて準備を進めようと思います。
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